電話対応が苦手な看護師は少なくありません。そこで、苦手な理由別の対処法を見ていきましょう。
電話の内容に上手く対応できないため苦手という人は、マニュアルに沿って対応するのがおすすめです。ナースステーションにはさまざまな内容の電話がかかってきますが、ある程度内容のパターンを区別することができるはずです。パターンごとにマニュアルを作っておけば、急な電話でも慌てることなく正しい応対ができるでしょう。
また、相手が何を求めているのか、自分が相手だったら何をしてもらいたいか、考えながら応対することで電話相手の満足度をアップさせることができるでしょう。
クレームの対応が苦手な人は「これは仕事だ」と割り切ってみるのも1つの手です。
看護師にかかってくるクレーム電話はあくまで病院に対するもの。もしかしたら全く自分には無関係の内容かもしれません。そのクレーム電話に対応している人が否定されているわけではないのです。強い言葉や乱暴な権幕で話す相手もいるので焦ったり気持ちが落ち込んだりしがちですが、あまり気持ちを入れ過ぎず粛々と対応しましょう。ただ仕事で対応しているだけ、そう考えれば冷静に行動できます。
あとは、苦手だからといって電話対応を敬遠し過ぎないことも大切です。電話対応を避けているといつまでも上手く対応することができません。手順を理解していても実際に対応すると思うように振る舞えないこともあります。できる限り回数をこなして慣れることが苦手な電話対応を克服する鍵です。
苦手を克服するためにも、まずは[看護師にこそ覚えてほしい!電話対応のキホン]を参考に、電話対応の基本を身につけていきましょう。